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by g999er

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'82年東京生まれ早大卒。小心者の見栄っ張り。臆病者の命知らず。
'04年夏、カンボジアにて完全無防備、スコップのみを使用し地雷除去を敢行。
'05年はアフガニスタンにてアルカイダとニアピン。'06年、軍艦島上陸。

アジア・中東累計約30カ国程訪問。忌野清志郎のライブ主催などイベント企画。色んなことをしながら現在都内の広告代理店勤務。

こんな本にも載ってます。
http://amzn.to/b01Jqt

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→2010チュニジア/モロッコ
→GO for Afghanistan
→最後の行軍
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終戦

昼の一時を少し回ってテレビを点け、NHKにチャンネルを合わせた。高校生かぁ、なんて一緒にバイトに入っていたマサキやテツと言葉を交わして、あまり気乗りもせず、テレビ画面に目を向けていた。一昨日のことだ。

ぼくがこれまであまり本気で早実を応援しようと思わなかったのは、ぼく自身がどちらかというと、というより大分、気持ちの表面に出ている分かりやすいプレーを好む性格で、サイボーグ集団のような早実より、どうしても駒大苫小牧を応援してしまう気がしたからだった。それでも早実に勝って欲しいと思い直しテレビを向いたのは、愛校心云々よりも、ただ単に「早稲田の栄光」が聞きたかっただけなんだと思う。

僕は浪人時代の一年間、毎日休むことなく始発電車で予備校に行き、終電で帰るという頭の悪いことをしていた。当時朝の弱い僕の目を、毎朝パッと目覚めさせてくれていたのは、出身高校の、校歌・第四応援歌・凱歌、早稲田の校歌とかいっぱいあったけど、中でも一番の頻度でかけていたのが他ならぬ「早稲田の栄光」だった。

そんな過去もあってか、僕にとって「早稲田の栄光」は特別なものになってしまった。「早稲田ラブ」とか言っているくせに早稲田の栄光をそらで歌えないヤツは、心から死んで欲しいと思う。僕は軽薄なヤツは心底嫌いだし、平気な顔をしてその自分の軽薄さをさらせる人間はもっと嫌いだからだ。

そんなことを考えていると、ぼくは急に眠くなって、苫小牧のホームランを見逃してしまった。「あっ」と言った瞬間に打球はセンターを超えていた。

実は昨日で、僕は長かったカンヅメアルバイト生活が終わりを告げた。9日夜から21日の朝まで、ずっと泊り込みだったバイト。ここ12日間の内、24時間勤務×7日と15時間勤務×4日、中休み一日、10日ちょっとで20万近く、と鬼のように稼ぎまくった。

バイトが終わってやっと身体が休まったところで、この数日間を振り返ってみて、僕は、この数日間体に鞭打って稼いだ金を、これから少しずつ、自分の目的のために使っていくことを誓った。なぜならば、ただ単に稼ぎ、それに比例して使う金が増えていくという、目的の無い経済拡大のサイクルは、学生時代に働く意味が皆無だからだ。そして何よりも、あの球児たちが過ごした夏の時間よりも、俺の過ごした夏の時間が劣ってしまうのがイヤだったからだ。

そうして少し心地のいい決心をすると、昨日は見なかった甲子園の始まりのあの音が、僕の胸の中で、なぜか鳴り始めていた。
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by g999er | 2006-08-21 02:31 | 雑記

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